足(太もも)のしわの位置が左右非対称でも大丈夫?

よ~く、見ると足のしわの位置が違う赤ちゃん。しわというか脂肪でムッチムチした部分のことなんですが、左右対象じゃないんですよね、これが。僕は全く気が付きませんが、ママが気付いて報告してくれました。

 

「手相見るときとか手のひらのしわって左右非対称だし、気にすることないのでは?」

 

と答えると、どうやらそんな簡単な話ではないらしく、場合によっては股関節脱臼の可能性もあるらしいです。

 

「でも、それなら痛くて泣くのでは?赤ちゃん足動かしてるし、痛そうじゃないよ?」

 

と答えると、どうやらそんな簡単な話ではないらしく(part2)、泣いてなくても脱臼してることもあるようです。

 

「・・・(これ以上喋っても怒られるだけだな)。心配だね、今度病院で聞いてみようか」

 

と答えると、どうやらそう答えてほしかったのか、『そうだね、今度聞いてみようかな』と返事が返ってきました(会話ってむずかしい・・・)。

 

股関節脱臼の場合、確かに太もものしわの位置が左右対称にならないといった状態になることもあるみたいですが、その他にも「カエル足にならない」「しわだけでなく、足の開き方も左右非対称になる」などの状態になるようです。

 

ママは以下のHPを見て少し安心したみたいです。というか、赤文字部分の「細かいところまで気が付くなんてすばらしい!」っていうのがうれしかっただけなのかも・・・?!

 

赤ちゃんの太もものしわの数が右と左で違うって心配して来院されるお母さんがいらっしゃる。これは股関節脱臼の症状のひとつなんだけど、こんな細かいところまで気がつくなんて、すばらしい母親だって先生はいつも感心している。でもこれは、まったく心配ご無用。股関節脱臼の専門医の話では、しわの数ほど診断の役に立たないものはないんだって。もちろん一度は、小児科の先生に診てもらうことが大切だよ。

 しわの左右差ができた原因について、先生は「きっと赤ちゃんがお母さんの子宮の中にいる時に片方の足は周囲に余裕があって脂肪がつきやすく、もう片一方の足は圧迫されやすい状態じゃなかったのかな。」って想像してるんだって。

藤田小児科医院 - 兵庫県西脇市。予防接種、乳幼児健診など。「子どもが子どもらしく育つ環境づくり」に積極的に取り組みます。